【ぎっくり腰とは】

日常生活中の何気ない動作をした際に腰部に対して急に（突発的）強い痛みが出現することです。（※病名や診断名ではありません）

【どんな時に起きやすい】

物を持ち上げようとした時、腰を捻じる動きをしようとした時に多いですが、朝起きた時や何もしていない時に起こる事もあります。

【原因】

ぎっくり腰の原因は多種多様です。一つではありません、人の椎間板や関節の強さには個人差があります。ご自身の椎間板や関節、筋肉が耐えられる以上の力が加われば負傷します。疲れている時は特にぎっくり腰になる方が多いのでご注意ください。

【痛みのピーク】

負傷直後ではなく、２日～３日程度で痛みがピークになります。

【どうすればいい】

腰部のみに痛みが場合は比較的軽症の可能性がありますが、無理に動かないで先ずは安静にしてください。冷却が出来る場合は１５分程度アイシングを行いましょう。無理して仕事などに行くと悪化する事があるのでお休みして整骨院や整形外科に行きましょう。

※（重要）下肢（腰から下）にシビレや力が入らない感覚がある場合は椎間板ヘルニアなどの可能性がありますので整形外科で一度正しい診断を受けましょう。特に排尿障害などがある場合は緊急で病院に行く必要があります。適切な判断が分からない場合はご相談下さい。

【どのぐらいで治る】

通常のぎっくり腰は１週間～２週間程で痛みは落ち着いてきます。

【どんな施術法があるのか】

はり施術・アイシング・筋膜リリース・低周波電療・高周波電療・経穴や経絡調整

【ぎっくり腰は保険が適応になるのか？】

整骨院では骨折や捻挫などの急性、亜急性のお怪我に対しての施術を行う事ができます。ぎっくり腰も急性の症状であれば、急性のお怪我に分類する為に健康保険が適応になります。

☑体の硬さが強くて関節の可動範囲が狭い。

☑運動することがあまりない。

☑筋トレをしている

☑もともと慢性的な腰痛を持っている。

☑以前にぎっくり腰をやったことがある。

☑仕事などで重い物を持ったり単純な作業の繰り返しによる肉体的疲労が溜まっている。

☑デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ姿勢を取っていることが多い。

☑肋骨周りの筋肉（横隔膜や腹圧）の動きが固い

ぎっくり腰は前兆が体に出ると思います。最初は違和感やちょっとした痛みがぎっくり腰の引き金になる事がありますので事前に施術することでぎっくり腰になる事を予防することが出来ます。ぎっくり腰にははり施術がおすすめです。