バスケットボールに多いスポーツ外傷

バスケットボールに多いスポーツ外傷

・足関節捻挫、膝関節捻挫、腓腹筋の肉離れ、顔や頭部などの打撲、突き指、手関節捻挫

急性と亜急性の違い

バスケットボールでは急な切り返し動作によって膝や足首の捻挫や靭帯損傷や肉離れなどとリング下でのリバウンドやディフェンスなどで競り合った時に相手と接触して顔や頭などの骨折や打撲が多いです。

特に多い急性のケガ

膝の前十字靭帯損傷が怪我の中では最も多くジャンプの着地や急停止や方向転換の時に損傷しやすく内側側副靱帯や半月板なども一緒に損傷することもあります。

前十字靭帯損傷では膝がズレた感覚や断裂した音を本人が自覚することが多く激しい痛みと膝の不安定性が発生してスポーツを続けることは難しい状態になり関節内の出血により膝の腫れあがり膝の曲げ伸ばしが出来なくなります。膝を曲げた時にふくらはぎを掴んで前側に牽引すると前方への動揺性が発生し靭帯が完全に断裂している場合には自然にくっつくことは無い為靭帯を繋げる手術が必要になります。

半月板とは膝の関節軟骨で大腿骨と脛骨の間にあって膝関節の安定性やクッションの役割をしているが内側と外側にあって痛めやすいのは内側半月板で症状では体重をかけた時の痛みや膝関節の腫れや膝の引っかかり感があります。

内側側副靱帯損傷では膝が外側に持って行かれることで膝の内側が伸ばされることで損傷します。

前十字靭帯損傷は前方引き出しテスト、半月板損傷はマックマレーや圧迫アプライテスト、後十字靭帯損傷は後方押し込みテスト、内側や外側側副靭帯損傷では側方動揺テストを行います。

足首の捻挫では内返しと外返しの捻挫があります。

内返しの捻挫では足の裏が体の内側に捻ってしまうことによって足首の外側の靭帯へ負荷がかかり前距腓靭帯や後距腓靭帯や踵腓靭帯を痛めてしまいます。痛みが出るポイントは外くるぶしの前だと前距腓靭帯で下だと踵腓靭帯で後ろだと後距腓靭帯を損傷している可能性が高いです。

外返しの捻挫では足の裏が外側を向くように捻る事で足首の内くるぶしの三角靭帯が伸ばされて負傷してこの捻挫の特徴としては骨折を起こしやすく内返しの捻挫よりも治癒するまで時間がかかるという事である。

特に多い慢性の症状

バスケットボールではジャンプや走り込みなどによってジャンパー膝やシンスプリントなど足に症状が出る事が多いです。

ジャンパー膝とはバスケットボールやバレーボールなどのジャンプを繰り返し行うスポーツなどで発生しやすく原因は大腿部の前側にある大腿四頭筋という筋肉が大きく関係していて使いすぎによって膝蓋靭帯に牽引力がかかり炎症が発生します。予防法は大腿四頭筋のストレッチとバランスを取り合っているもも裏のハムストリングスの筋力強化や圧迫固定が出来るサポーターを着用する事により予防する事が出来ます。

シンスプリントとはランニングやジャンプや切り返し動作などで足関節の底屈背屈によりふくらはぎ内側の筋肉に疲労が起こって脛骨が牽引されて骨膜に損傷や炎症を引き起こします。原因としては足の土踏まずが崩れる事によって地面に足をついた衝撃を吸収する事が出来ずに関節や筋肉に負担をかける事で発生する事が多いです。

プレー中に痛めた時は・・・

靭帯損傷も捻挫も打撲も基本的には負傷直後の対応としては圧迫、挙上、アイシング、固定、安静の処置になります。負傷した人は保冷剤や氷嚢などを使ってタオルなどを噛ませて患部を冷やしながら包帯やテーピングやタオルなどがあれば患部に圧迫を加えましょう。安静にしている時には患部は出来れば心臓よりも高い位置に持っていく事で内出血や腫脹を抑える事ができます。負傷したままプレーを続けてしまうと症状が悪化して治癒するのが遅れたり傷が深くなる事で手術が必要になったりする事がありますので無理をさせるのはやめましょう。

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バスケットボールをしていてこんなことはありませんか?

  • ドリブルで切り返しの動作の時に足を捻ってしまった
  • プレー中に相手と接触して膝を捻った
  • ゴール下で相手の肘や手が顔に強くぶつかった
  • シュートをする時に膝が痛い
  • 転倒した時に手をついてから手首が痛い

 

上記に書いてあることでお悩みの方は一度江戸川台駅前整骨院にお越しください!

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20代 男性 右第3指のつき指の患者様

右の画像は右手中指のつき指の患者様です。

テーピングや包帯などでの固定を考えましたが肌がかぶれやすいという事だったのでサポーターをつけてもらいました。サポーターのメリットは自分でつけ外しが可能なので患部を清潔に保つことが出来るのと皮膚が弱い方でもつけることが出来るというのが利点です。患部の腫れや熱感が取れるまでは安静と固定を続けます。

当院は骨折の後療も行います。

当院にご来院されている骨折の方
負傷原因・バスケットの試合中に転倒
負傷部位・橈骨遠位部の若木骨折
固定期間・3週間~4週間

小学生や中学生は骨の柔軟性が高く、骨が裂けるように骨折します。ギブス固定(取り外しが出来ない固定具)をしなくてもシーネ(取り外しできる固定具)でも十分に治せる骨折です。

固定を外せるメリットは超音波治療器を流す事で40%回復が早くなります。

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院長プロフィール

院長 會澤
資格
  • 柔道整復師(国家資格)
  • 臨床実習指導者(柔道整復師)

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