【頭痛の症状】頭痛には大きく分けて3種類の頭痛が存在します。日本では約く3000万人の頭痛症状の方がいると言われています。①緊張型頭痛【血管収縮）②片頭痛【血管拡張】③群発頭痛【血管拡張】です。近年ではパソコンやスマートフォンの流行で長時間同一姿勢で画面を見る機会が増えています。今後日本ではスマートフォンを見る時間がさらに増える情報社会になるので、同一姿勢の時間が増えれば頭痛に悩まされるかたは今後さらに増加傾向にあると思います。少しでもご自身の頭痛の原因をしり対策をすることで頭痛を軽減して頂けると幸いです。私自身整骨院の院長として患者様の頭痛の悩みを少しでも軽減できるようにより精進していきます。

このような痛みはございますか・・・？

☑いつも（毎日）同じようなタイミングで頭が痛くなる

☑頭部を締め付けられるような痛みがある

☑頭の片方にズキズキとした拍動性の痛みがある

☑台風など気圧の変化が激しいときに頭が痛む

【基本的な頭痛の３種類のご説明】

頭痛の種類は1種類ではありません、あなたがどの種類の頭痛に当てはまっているかご確認してください。

【筋緊張型頭痛】・緊張型頭痛は慢性頭痛の中で最も多い頭痛です、特に20代～50代の女性に多いのが特徴になります。緊張型頭痛は頭部の両側や頭部全体に痛みが出ます、めまいや耳鳴りを伴うこともあります。

【原因】・肩こり、疲労（疲れ）、怠さ、不定愁訴、姿勢の歪み（長時間の同一姿勢）

【誘発因子】・姿勢、疲労

【症状】・圧迫感、締め付け感、両側に痛み

【その他）・女性に多く、頭痛の約80％を占めている

【治療】・首肩を温める、姿勢改善、薬物療法、枕を変える

☆首肩周りを温めることが有効です、入浴やホットタオルなどを使うのも有効です。睡眠不足も影響しますので、十分に睡眠もとりましょう。同一姿勢で筋肉がこり固まることで、頭痛が出やすくなりますので適度な運動（ウォーキング）やストレッチなどを行いましょう。

【片頭痛】・片頭痛は10代～20代で始まることが多く、女性に多いのが特徴です。緊張型頭痛の方よりは少ないですが全国で約840万人と推定されています。痛みはズキンドクンと拍動型の痛みが片側に出るのが特徴です。

【原因】・遺伝性、気圧変動も原因の一つになる

【誘発因子】・アルコール、運動、疲労、喫煙

【症状】・多くは拍動性（脈を打つような痛み）

【その他】・女性に多く、基本的には遺伝性が多い

【治療】・安静、こめかみを冷やす、薬物療法

☆首肩を冷やしましょう。温めるのは注意しましょう！！身体を動かすと炎症反応が強くなってしまうので、安静にすることが一番です。片頭痛は光や音に敏感になっています。テレビなどはつけずにお部屋のカーテンを閉めて暗い部屋で過ごすようにしましょう。

【群発頭痛】・長期間の非常に強い痛みでえぐられるような痛みが特徴です。青年から中年男性に多く、飲酒が誘発原因の1つになります。頭痛が出ている期間は禁酒が必要です。

【原因】・アルコール、ヒスタミン

【誘発因子）・アルコール、ヒスタミン

【症状】・えぐり取るような痛み、灼けるような痛み、動くにはかなり支障があり安静を必要とする強烈な痛み

【その他】遺伝性が5％

【治療】薬物療法

☆お酒やタバコなどは頭痛の原因になるので控えましょう。血管が拡張することで痛みが増加してしまうので、血管の柔軟性を高めるビタミンやカフェインを摂取しましょう。