このような事で困っていませんか？

☑物を持とうとした時に指が痛みがある

☑指の伸ばそうとした時にカクッと勢いよく伸びる事がある

☑スマホやパソコンの操作をする時に手首や指に痛みがある

☑指の曲げ伸ばしがスムーズに出来ない

上記の☑がついた方は腱鞘炎の可能性があります。

【腱鞘炎の症状】

妊娠出産前の女性や更年期の女性に多いがスポーツや仕事などで親指を過剰に使用する人にも発生する。橈骨茎状突起と伸筋支帯によって作られる第一区画の腱鞘を長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が通過する際に摩擦が起き狭窄性腱鞘炎が発生する。炎症が起こった時には腫れや熱感や動作痛や圧痛が発生する。痛みを強く伴う場合には動かさないように関節の固定が必要になります。

【ばね指の症状】

屈筋腱と腱鞘のサイズが異なることにより発生し第一関節の掌側の狭窄性腱鞘炎で中年女性に多く発生して母指に起こる事が多い。初期症状では指の動作痛と第二関節に痛みが出ることもあり指を曲げ伸ばしするときに屈筋腱が引っ掛かりばね症状がある。症状が悪化してくると自分で指を伸ばすことが出来なくなり反対の指を使うと伸びる。

【腱鞘炎・ばね指に対する施術方法】

急性期では患部に腫れや熱感や動作痛を伴う為アイシングと圧迫を行い炎症を抑えて超音波治療器を使用して患部の腱鞘や靭帯にアプローチします。強い動作痛がみられる場合は腱鞘炎でもばね指でも指を軽度屈曲位で包帯固定を行います。炎症症状がある程度落ち着いてきたころに前腕の橈骨と尺骨の間から始まり母指へと走行する長母指外転筋と短母指伸筋や上腕骨から始まり掌まで走行する長掌筋や橈側手根屈筋などをマッサージでほぐすと可動域制限や動作痛が取れてきます。

【腱鞘炎・ばね指の予防】

基本的に指は機能的には屈曲することが多く指関節と手関節の屈筋を酷使することが多い為発生します。なので手関節と指関節を伸ばす動作でストレッチを掛けることにより屈筋と伸筋のバランスが取れます。痛みがなくても可動域が狭い人は靭帯か筋肉が固くなっていることが多い為反対の指を使って患部の指を出来る範囲でゆっくり曲げ伸ばしの運動を行いましょう。