筋膜ほぐし、皮膚ストレッチなどの言葉をご存じですか？

疲労（乳酸）を取り除くためには、筋肉以外にも筋膜を解す事が重要です。

筋膜とは筋肉包み込んでいる膜です。トレーニングやスポーツ競技を高いレベルで行っている方や、休みが少なく競技を追い込んでいる方は筋膜に炎症が出ている方が多いです。

筋膜を解しましょう。

今日は膝の痛みについて書いていきます。膝の痛みは年齢に関係なく発生し加齢による骨の退行性変性やぶつけたりひねったりなど外力原因となるものやスポーツなどによって繰り返し使うことによってなど様々な痛みの出方などがあります。

高齢者に多いのは大腿骨の内側の骨が削れることで関節が変形してしまう変形性膝関節症が多くて変形が酷い場合には手術が必要になることもあります。軽度であれば膝周りの筋力トレーニングで膝関節の安定性を向上させることで痛みや違和感を軽減できることもあります。

転んだりしてぶつけたりひねったりする場合は膝関節の内側、外側側副靭帯や前、後十字靭帯や内側、外側半月板などの損傷が疑われます。靭帯や関節軟骨を負傷したときは膝が腫れあがり熱を帯びて体重をかける事が出来なくなります。レントゲンには映らないことが多い為MRIを取ると中の状態が確認できますので病院で確認してもらいましょう。

スポーツでの膝の痛みはオスグッドやジャンパー膝などが多いです。オスグッドは膝蓋骨からすねに繋がる膝蓋靭帯が骨を引っ張ることによって炎症が発生し酷い場合は骨膜が剥がれて疲労骨折を起こしてしまいます。小学生から高校生くらいのスポーツをしている方に多いです。ジャンパー膝はジャンプを繰り返し行う競技のバスケやバレーや長距離などをやっている人に多く痛みは膝蓋骨の上と下に出る事が多いです。オスグッドもジャンパー膝も太ももの前側の大腿四頭筋の緊張が関係していることが多くマッサージやストレッチやはりなどで筋緊張を取ると痛みが軽減することが多いです。

今日はランナーに多い症状について書いていきます。ランニングをよく行っている患者さんが多くお悩みの症状としては腸脛靭帯炎やシンスプリントや足底筋膜炎などがあります。

腸脛靭帯炎はお尻から始まる大腿筋膜張筋が膝の近くで腸脛靭帯になり脛骨にくっついているのですが膝の曲げる角度が深い位置から伸ばすときに大腿骨に擦れて摩擦によって炎症が発生し膝の外側に痛みが発生します。シンスプリントは脛骨内側部から始まる後脛骨筋が骨膜を引っ張ることによってすねの骨の内側に炎症が出て痛みが出ます。持続的に負担がかかる事で脛骨の疲労骨折になる事もありますので痛みが出たらしばらく安静にした方がいいですね。

足底筋膜炎は足の裏の足底筋膜が固くなり踵の骨を引っ張って炎症を起こしたり着地などの衝撃によって足底筋膜に持続的な負担が加わって炎症を発生させます。痛くならないように足の裏でテニスボールやゴルフボールを踏んでコロコロすると自分でもほぐすことが出来ます。

今日は足の長さについて書いていきます。足の長さは骨盤の歪み方によって変わってきます。自分で確かめるためには座った状態で足を組んでみましょう。普段から骨盤に体重がかかっている方は足を上に持ち上げづらいので基本的に右利きの人は左骨盤に体重がかかりやすい為左骨盤が後湾しやすいです。左骨盤が後彎することによって左の太ももの裏側と内側の筋肉が固くなりやすく足の長さは短くなり股関節は内側に捻じれ、右の骨盤は前彎する事によって右足は長くなり太ももの前側と外側が固くなり股関節は外側に捻じれます。ぴったりとしたパンツなどを履いていると縫い目がずれてくるので自分の歪み方がわかると思います。

足の長さが左右で異なることで股関節や膝関節や足関節などに負担がかかり痛みが発生したりすることもありますので歪みを整えた方がいいですね。身体は前後左右でバランスが取れている状態だと関節で身体を支えられているので筋肉に負担がかかりづらくなるので体の辛さや痛みが出づらい状態なので歪みでお悩みの方は整体や整骨院で骨盤矯正を受けてみて下さい。